■
アダプテーションシンドローム(適応症候群)■
同じ病状や問題を長い間抱えていると、身体のホメオスタシス機能がそれを治そうとします。それでもうまくゆかない場合、こんな状態になんとか適応しようとして「この部分は無いことにしよう」と体が決心し、その問題部分を全身のシステムから切り離してしまいます。この状態をアダプテーションシンドロームと呼びます。この状態でキネシオロジーやその他のフィードバック機能で身体に問いかけたとしても、それは“問題部を切り離した体”からの答えなので、正しい答えを導くことが困難になります。フィシオエナジェテック検査システムにおいての、その他の特徴として「プライマリー・テスト」優先順位の検査があります。慢性症状によってスイッチング(身体の電極が狂った状態)してしまった身体が出す「嘘の答え」を見破り、真実の評価を出してゆくことができます。
■ 本当の答えを得るために ■
具体的な質問の答えをを得るためのテストを行う前に、このテストシステム(=“患者”)にとって「このテスト法が適しているか?」のチェクを行います。
「身体は嘘をつかない」という過去のキネシオロジーの主張は、現在では『まちがっている』ということが証明されています。
このことは、慢性的疾患を患う患者さんとの関わりから、説明することができます。病気が成長してゆく過程で、その患者さんの局所性適合機能(Local
Adaptation System)への負担がだんだん積み重なってゆきます。それが続くと、ハンズ・セリエ博士が唱えたように、通常、全身の身体がこの“補正作用”をとりいれなくてはならない状態になります。この状態に陥った身体は、もはやキネシオロジーテストで特定の“作用刺激”を与えても、それに対して具体的な答えをださず、瞬時に“緊急プログラム”を引き起こしてしスイッチング(キネシオロジー用語で“転換”)してしまいます。この適合機能している状態では、確実に矛盾したテスト結果がでてしまいます。
「適合機能の負担症」であるかどうかを認識するために、特殊な誘因テストをする必要があります。適合機能の負担症のような障害を改善させるには、先に説明した様に4つのレベルでの優先順位を使用する技法を利用します。「飛行機が飛び立つ前に整備され検査する」ことは、この手順と類似しています。
通常、筋肉反射テスト(キネシオロジー)や脈を利用した反射テスト、その他すべての反射システムを通じて行われるテストにおいて、機械を使用する反射テストも、機械を使わないテスト方法も含み、ここで説明してきた
“妨害”は起こりうるものである事を明白に指摘しなければなりません。
このような身体の病的適合症をテストによって認識することにより、不適切なテストのリスクを減らすことができるばかりか、身体が元々の機能を自ら調節する能力を回復させるための、実行できるベストな前提条件を保証してくれます。
<site>
ハンズ・セリエ(~1907-82~:オーストリア生まれのカナダの内分泌学者;ストレス学説(stress theory)を提唱(1936))
スイッチング(キネシオロジー用語で“転換”)